第2ターン:採用しうるカード一覧 打ち消し呪文編
2018年7月11日皆さん、お久しぶりです。前回からかなり日を空けてしまい申し訳ありません。
7月からは更新に時間を使えるようになったので、日にちを空けすぎないよう取り組んでまいりたいと思います。
・打ち消し系
卑下(青X)
青トロンの必須カウンター。
相手を阻みつつ占術2で自分の手を進められる。
時にはX=0で占術だけをねらって唱えて次のトップデッキで解決策をねらっていく用法もアリ。
差し戻し(青①)
こちらも青トロンの必須カウンター。
キャントリップは正義。
マナ漏出(青①)
2マナで任意のマナ3点支払わなければ打ち消し。
卑下では打ち消せず、かといって差戻しでは再び唱えられてしまうような状態を解決してくれる、かゆいところに手が届く1枚。個人的には1枚挿し推奨。相手の意表もつけるし、SCMとの組み合わせも良好。キャントリップがないのはご愛嬌。
至高の意志(青②)
上のマナ漏出に任意マナ1点足すことでなんと、ライブラリートップから4枚めくり、そのうち1枚を選んで手札に加えるという効果もしくは任意のマナ3点支払わなければ打ち消すのうち好きな方を選べるようになった1枚。
打ち消しとカード供給という選択肢を確保したい人向け。奔流の機械巨人との組合わせは相性良い。
呪文嵌め(青)
1マナでマナコスト2点の呪文を打ち消す。後手番のとき、相手の2マナ呪文を打ち消して優位に立てる。なお、青トロンはデッキの性質上、青マナを生む土地(かつアンタップイン)の枚数が必然的にそれ以外の土地の枚数よりも少なくなるので、初手に青マナと呪文嵌め両方を握っていないと目的が達成できないおそれがあるため要注意。あと、虚空の杯との相性は最悪。X=1、X=2のどちらでもミスマッチが生まれるためである。
虚空の杯(XX)
Xの数と同じ点数のマナコストの呪文を打ち消す効果をもつアーティファクト。
バーン、親和、血清の幻視、流刑への道、コジレックの審問・思考囲い等の手札破壊といった厄介なモダンの①マナ呪文を軒並みシャットアウトできるスグレモノ。
ただし、血清の幻視や探検の地図をも締め出してしまうため、X=1で使うときはそのミスマッチを起こさないような構築やプレイングが要求される。また、局面によっては、相手が唱えるであろう危険な呪文をシャットアウトするためにウルザトロンの大量マナを用いて大胆にX=4やX=5で唱えたりということも可能なのは頭の片隅に置いときたい。
ちなみに、私がこれまで叩き出したXの値は7。これで対戦相手の解放するカーンを締め出したことがあります。使うときは気合いとハートで置きましょう。
呪文貫き(青)
下の環境では定番の1マナカウンター。
後手番で相手の面倒な呪文を打ち消したいときに有効。マナ域との関係で上述の虚空の杯とミスマッチするおそれがあるため、併用するときは要注意。
呪文の噴出(青X)
Xの数と同じ点数のマナコストの呪文を打ち消すインスタント呪文。
バイバック③を支払うことによって自身を手札に戻してもう一度唱えることができるというオマケつき。決まると気持ちが良い。青トロンだからこそ使える呪文のひとつ。
なお、X=0で唱えると、0マナの呪文を打ち消せることを覚えておくと用途が広がる。
払拭(青)
インスタント呪文を打ち消す呪文。対コンボ相手や対コントロールデッキとの関係で起用が検討され得る。青トロンはもともと上の2者に弱いデッキではないため、起用の優先度は高くない。虚空の杯と併用するとミスマッチするおそれあり。
不許可(青青①)
確定カウンターに起動型能力または誘発型能力を打ち消せる。
ダブルシンボルは青トロンにとっては重い。
軽蔑的な一撃
マナコスト4点以上の呪文を打ち消す。打ち消したいターゲットをある程度を特定できるのであれば、使ってもいい1枚。具体的には、風景の変容、原初のタイタン、むかつき、けちな贈り物、解放された者、カーン etc・・・。
儀礼的拒否 (青)
無色の呪文を打ち消せる。同族嫌悪を地でいくような1枚。カーンが憎い、親和が憎い人向け。 個人的にはサイド後に相手がこれを使ってくることを考えると面倒。なのでチャリス置いてしまいましょう。
徴用(青青⑤)または青いカード2枚を追放※代用コスト
相手が唱えた生物でない呪文のコントロールを奪う、つまり、相手が唱えた呪文をあたかも自分が唱えるかのように唱えることのできる強烈なピッチスペル。
解放された者カーンを横取りしたり、裂け目の突破を奪って自分が隔離するタイタンを場に出したりするなどして相手の不意をつける。
歪める嘆き(無①)
別名エルドラージチャーム。ソーサリー打ち消しや1/1の生贄にすると無色マナ1点を加えるトークン生成、P/T1以下の生物を対象にとってそれを追放できるのうちいずれかを選択
できる便利な1枚。
いずれのモードであっても受けが広く、個人的には非常に気に入っており、起用を勧めたい。
否認(青①)
定番の確定カウンター。対コントロールやコンボデッキとのマッチアップを有利に進めたい人向け。親和相手にも入れ替えるのもアリ、少なくとも差し戻しや卑下よりは確実に仕事をしてくれる。
巻き戻し(青②)
否認が3マナになった代わりに土地を最大4つアンタップできる1枚。
一見すると、フリースペルで強そうなのだが、起用例をあまり見かけない。
青トロンが元々コントロールやコンボに強いデッキであるためか敢えて起用する理由に乏しいのだろう。
押しつぶし(青①)
昔の青トロンでは定番だった1枚ドローのオマケが付いた起動型能力を打ち消せる1枚。
フェッチランドの起動を打ち消したり、PWの能力起動を封じたりと仕事は地味だが相手に与えるダメージが意外に大きい。
最近のデッキリストからはすっかりいなくなってしまった。環境の高速化やマナベースがフェッチランドありきではなくなったことが主な原因であると考えられる。
計略縛り
刹那つきの起動型・誘発型能力を打ち消せる1枚。
上の押しつぶしと比べるとキャントリップはないが、刹那によってスタックに乗らず、誘発型能力まで打ち消せる。 こちらも押しつぶしと同様にほとんど見かけていない。
最後に。
実は今回で生物でない呪文を全て網羅しようと思ってましたが、打ち消しだけでもかなり多かったので敢えなく断念。打ち消し呪文だけに絞り込みました。
次はバウンス呪文とドロー呪文について列挙する予定です。
それではまた次回!!
7月からは更新に時間を使えるようになったので、日にちを空けすぎないよう取り組んでまいりたいと思います。
・打ち消し系
卑下(青X)
青トロンの必須カウンター。
相手を阻みつつ占術2で自分の手を進められる。
時にはX=0で占術だけをねらって唱えて次のトップデッキで解決策をねらっていく用法もアリ。
差し戻し(青①)
こちらも青トロンの必須カウンター。
キャントリップは正義。
マナ漏出(青①)
2マナで任意のマナ3点支払わなければ打ち消し。
卑下では打ち消せず、かといって差戻しでは再び唱えられてしまうような状態を解決してくれる、かゆいところに手が届く1枚。個人的には1枚挿し推奨。相手の意表もつけるし、SCMとの組み合わせも良好。キャントリップがないのはご愛嬌。
至高の意志(青②)
上のマナ漏出に任意マナ1点足すことでなんと、ライブラリートップから4枚めくり、そのうち1枚を選んで手札に加えるという効果もしくは任意のマナ3点支払わなければ打ち消すのうち好きな方を選べるようになった1枚。
打ち消しとカード供給という選択肢を確保したい人向け。奔流の機械巨人との組合わせは相性良い。
呪文嵌め(青)
1マナでマナコスト2点の呪文を打ち消す。後手番のとき、相手の2マナ呪文を打ち消して優位に立てる。なお、青トロンはデッキの性質上、青マナを生む土地(かつアンタップイン)の枚数が必然的にそれ以外の土地の枚数よりも少なくなるので、初手に青マナと呪文嵌め両方を握っていないと目的が達成できないおそれがあるため要注意。あと、虚空の杯との相性は最悪。X=1、X=2のどちらでもミスマッチが生まれるためである。
虚空の杯(XX)
Xの数と同じ点数のマナコストの呪文を打ち消す効果をもつアーティファクト。
バーン、親和、血清の幻視、流刑への道、コジレックの審問・思考囲い等の手札破壊といった厄介なモダンの①マナ呪文を軒並みシャットアウトできるスグレモノ。
ただし、血清の幻視や探検の地図をも締め出してしまうため、X=1で使うときはそのミスマッチを起こさないような構築やプレイングが要求される。また、局面によっては、相手が唱えるであろう危険な呪文をシャットアウトするためにウルザトロンの大量マナを用いて大胆にX=4やX=5で唱えたりということも可能なのは頭の片隅に置いときたい。
ちなみに、私がこれまで叩き出したXの値は7。これで対戦相手の解放するカーンを締め出したことがあります。使うときは気合いとハートで置きましょう。
呪文貫き(青)
下の環境では定番の1マナカウンター。
後手番で相手の面倒な呪文を打ち消したいときに有効。マナ域との関係で上述の虚空の杯とミスマッチするおそれがあるため、併用するときは要注意。
呪文の噴出(青X)
Xの数と同じ点数のマナコストの呪文を打ち消すインスタント呪文。
バイバック③を支払うことによって自身を手札に戻してもう一度唱えることができるというオマケつき。決まると気持ちが良い。青トロンだからこそ使える呪文のひとつ。
なお、X=0で唱えると、0マナの呪文を打ち消せることを覚えておくと用途が広がる。
払拭(青)
インスタント呪文を打ち消す呪文。対コンボ相手や対コントロールデッキとの関係で起用が検討され得る。青トロンはもともと上の2者に弱いデッキではないため、起用の優先度は高くない。虚空の杯と併用するとミスマッチするおそれあり。
不許可(青青①)
確定カウンターに起動型能力または誘発型能力を打ち消せる。
ダブルシンボルは青トロンにとっては重い。
軽蔑的な一撃
マナコスト4点以上の呪文を打ち消す。打ち消したいターゲットをある程度を特定できるのであれば、使ってもいい1枚。具体的には、風景の変容、原初のタイタン、むかつき、けちな贈り物、解放された者、カーン etc・・・。
儀礼的拒否 (青)
無色の呪文を打ち消せる。同族嫌悪を地でいくような1枚。カーンが憎い、親和が憎い人向け。 個人的にはサイド後に相手がこれを使ってくることを考えると面倒。なのでチャリス置いてしまいましょう。
徴用(青青⑤)または青いカード2枚を追放※代用コスト
相手が唱えた生物でない呪文のコントロールを奪う、つまり、相手が唱えた呪文をあたかも自分が唱えるかのように唱えることのできる強烈なピッチスペル。
解放された者カーンを横取りしたり、裂け目の突破を奪って自分が隔離するタイタンを場に出したりするなどして相手の不意をつける。
歪める嘆き(無①)
別名エルドラージチャーム。ソーサリー打ち消しや1/1の生贄にすると無色マナ1点を加えるトークン生成、P/T1以下の生物を対象にとってそれを追放できるのうちいずれかを選択
できる便利な1枚。
いずれのモードであっても受けが広く、個人的には非常に気に入っており、起用を勧めたい。
否認(青①)
定番の確定カウンター。対コントロールやコンボデッキとのマッチアップを有利に進めたい人向け。親和相手にも入れ替えるのもアリ、少なくとも差し戻しや卑下よりは確実に仕事をしてくれる。
巻き戻し(青②)
否認が3マナになった代わりに土地を最大4つアンタップできる1枚。
一見すると、フリースペルで強そうなのだが、起用例をあまり見かけない。
青トロンが元々コントロールやコンボに強いデッキであるためか敢えて起用する理由に乏しいのだろう。
押しつぶし(青①)
昔の青トロンでは定番だった1枚ドローのオマケが付いた起動型能力を打ち消せる1枚。
フェッチランドの起動を打ち消したり、PWの能力起動を封じたりと仕事は地味だが相手に与えるダメージが意外に大きい。
最近のデッキリストからはすっかりいなくなってしまった。環境の高速化やマナベースがフェッチランドありきではなくなったことが主な原因であると考えられる。
計略縛り
刹那つきの起動型・誘発型能力を打ち消せる1枚。
上の押しつぶしと比べるとキャントリップはないが、刹那によってスタックに乗らず、誘発型能力まで打ち消せる。 こちらも押しつぶしと同様にほとんど見かけていない。
最後に。
実は今回で生物でない呪文を全て網羅しようと思ってましたが、打ち消しだけでもかなり多かったので敢えなく断念。打ち消し呪文だけに絞り込みました。
次はバウンス呪文とドロー呪文について列挙する予定です。
それではまた次回!!
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